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領土とは?/ プロミス

[ 369] 今月の話/北方領土って、知ってる?
[引用サイト]  http://www.kantei.go.jp/jp/kidsold/hanashi/m9902.html

北方領土というのは、北海道の納沙布岬(のさっぷみさき)から北東の方向につらなる島々─歯舞群島(はぼまいぐんとう)、色丹島(しこたんとう)、国後島(くなしりとう)、択捉島(えとろふとう)─のことなんだ。4つの島を合わせた面積は、福岡県や愛知県とほぼ同じ広さ。島には、ヒグマやキタキツネ、クロテン、トドのほか、オジロワシやエトビリカなど、わたしたちが普段(ふだん)目にすることのできないめずらしい動物がたくさんいるんだよ。
北方領土の島々は、江戸時代から日本人が一生懸命(いっしょうけんめい)に開拓(かいたく)し、それ以来ずっと日本人が住み続けてきたところなんだ。でも、いま、島で暮らしているのは日本人ではなく、ロシアの人たち。わたしたちが島に住むことはできなくなっているんだ。
第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)が終わる前まで、北方領土の島々には、およそ17,000人の日本人が漁業などをやりながら生活していたんだ。ところが戦争が終わってすぐの頃、当時のソ連が、ルールを守らないで力づくで北方領土の島々を占領(せんりょう)してしまった。このため、島で暮らしていた人たちは、みんな自分の家や財産(ざいさん)をすべて残して、島から追い出されてしまったんだ。このルール違反の占領が今も続いているために、北方領土の島々に日本人が住めなくなっているんだ。
ルール違反の占領を続けているロシアから、北方領土の島々を取り戻すためには、日本政府(せいふ)とロシア政府がしっかりと話し合いをしなければいけない。こうした話し合いを支えるのが、みんなの力強い声なんだ。みんなで北方領土のことを勉強して、たくさんの人々が、北方領土返還の運動に加わり、ねばり強くうったえていくことが大切なんだ。日本とロシアの話し合いは、これまでにも何回か行われているけれど、最近では、去年の11月に小渕総理がロシアを訪問(ほうもん)しているんだ。このとき小渕総理は、ロシアのエリツイン大統領(だいとうりょう)と会って、北方領土の問題を早く解決(かいけつ)しようというお互いの考えを確認(かくにん)している。日本のみんなの声があるからこそ、ロシアにも、堂々(どうどう)と日本の立場(たちば)を主張(しゅちょう)できるんだよ。こういった話し合いを支えるためには、国民みんなの一致した世論と力強い支持が重要なんだ。署名運動(しょめいうんどう)や北方領土の研修会(けんしゅうかい)に参加したり、北方領土の勉強をして、この問題にを正しく理解し、この運動を盛り上げていくことが大切なんだよ。
残念(ざんねん)だけど、今、きみたちが自由に北方領土へ行って、ロシアの人たちと好きなときに遊んだり、お話したりすることはできない。でも、最近では、もともと島で暮らしていた人たちやその家族、それから北方領土返還のために運動している人などを対象(たいしょう)に、「北方四島交流(ほっぽうよんとうこうりゅう)」といって、ロシアの人たちとスポーツや家庭訪問(かていほうもん)などの楽しい交流ができるようになってきたんだ。また中学生や高校生の人たちも、島に行って、ロシアの子どもたちと交流しているんだよ。島で暮らすロシア人も、日本からの訪問団(ほうもんだん)を受け入れたり、自分たちも日本を訪れるなど、日本人との交流を通して、少しずつ、北方領土が本当は日本のものなんだ、ということに気がつきはじめている。日本としては、こういった交流が進むことで、北方領土問題の解決につながることを願っているんだよ。
江戸時代のおわり頃(1855年)の2月7日、伊豆半島(いずはんとう)の下田(しもだ)というところで、日露通好条約(にちろつうこうじょうやく)という条約が、日本とロシアとの間に結ばれた。この条約で日本とロシアの国境(こっきょう)は、択捉島(えとろふとう)とその北にある得撫島(うるっぷとう)の間と決められ、択捉島から南は日本の領土、得撫島から北の千島列島(ちしまれっとう)はロシアの領土であることが確認されたんだ。このため、2月7日を「北方領土の日」と決めて、北方領土問題について、国民みんなに正しく理解してもらおうと呼びかけているんだ。毎年「北方領土の日」に合わせて、「一日も早く北方領土を取り戻そう」というみんなの声を高めるため、さまざまな行事が全国各地で行われているんだよ。また、内閣府の北方対策本部のホームページには、北方領土についてもっと詳しく載っているので、アクセスしてみよう。

 

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