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見えとは?/ レイク

[ 419] 見えるグーグル、見えないグーグル − @IT
[引用サイト]  http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/200806/02/google.html

大ざっぱに言って、グーグルには2つの側面がある。見えるグーグルと、見えないグーグルだ。「見えない」は言い過ぎでも、グーグルの中には、普通に外から眺めているだけでは見えてこない、エッジな分散コンピューティングの世界が広がっている。
検索やメール、カレンダーなどは外から見えている分かりやすいグーグルだ。逆にこうしたサービスを支えるインフラ技術は、かなり一生懸命見る気にならないと、見えてこない。
ある技術系イベントの席で、たまたま隣になったグーグルの技術者が、私にこう言った。「アプリはあんまりやらないんですよ。画面とか、面倒くさいでしょ。グーグルドキュメントとか別に消えていいって感じ。インフラに興味があるんです。OS? OSなんて、どうでもいいし」。
変わった人だなという印象を受けた。今の時代はインフラよりもサービスに華がある。フロンティアが広がっているのもサービスの分野だ。そう思っていた。しかし、それは記者の勝手な思い込みに過ぎなかった。
最近、『Googleを支える技術――巨大システムの内側の世界』(西田圭介、技術評論社)を読んで、この考えは180度変わった。彼が言っていたアプリケーション(サービス)よりインフラがおもしろいという発言に共感を覚えるようになったのだ。グーグルでのインフラ開発は、極めてエキサイティングなものに違いない。
グーグルのインフラ技術は、本当のところ、内部の人間にしか分からないことだが、パブリックになっている論文や統計データ、グーグルの関係者の発言からでも、かなりのことが分かる。そのことは記者も分かっていたし、実際にMapReduceやGFSに関する論文はプリントアウトして持ち歩いていたこともある。しかし、公開されている論文数は多く、テーマも専門的で多岐にわたるため、とても記者ごときに読み通せるものではなかった。
そうした論文を読み込み、公になっている情報をつぶさに拾い上げてグーグルのインフラ技術の全体像を再構成して平易に解説した『Googleを支える技術』には大きな価値がある。この本のもう1つの価値は、そうしたインフラ技術の一部が今なお開発を継続中であり、どういう課題に取り組んでいるかを明らかにしていることだ。インフラよりもアプリケーションがフロンティアであると感じていたのは、グーグルのインフラがいかいすごかろうと、それはもうほとんど完成してしまったものだろうと思いこんでいたからだ。
グーグルがしてきたことは、単に何万台かのコンピュータを使って計算処理を分散しました、というような話ではない。コモディティ化された大量の安価なCPUやハードディスクをいかに自律的、効率的に運用してグローバルな巨大ファイルシステムやデータベースを作るかというのがテーマだ。言葉にするとそれだけのことだが、相手にしているデータやハードウェアの量が桁違いに多いことと、PC間の接続距離を何階層かに分けて考える必要があることなど条件が複雑なことから、多くのチャレンジングな課題が出てくる。
Rubyの生みの親である、まつもとゆきひろ氏は前書きに寄せて「Googleのしてきたことは、コンピューティングの未来の先取りです」と書いている。グーグルのインフラ構築というのは従来の常識やモデルが通用しない世界だから、グーグルはストレージシステムやコンピューティングのあり方を再定義しつつあるのだと言えるのだろう。また著者の西田圭介氏は、グーグルの巨大システムのしくみを1つ1つ見ていったとき、「はじめてOSやデータベースについて学んだときのようなわくわくする気持ちを覚えました」と書いている。確かに、グーグルの内部では、従来の意味でのコンピュータの教科書に載っていないような独特の仕組みがいくつも実現しているのだ。
グーグルの分散システムを支える多くの技術に似たアイデアは、アカデミックな世界では広く知られているものも多いという。ただ、著者の西田氏が指摘する通り、それを着々と10年かけて実装してきたこと、実験してきたこと、最適化してきたことこそが、「見えないグーグル」の強みだろう。それは必ずしもコンピュータサイエンス的なデジタルだけで完結するインフラばかりではなく、PCの消費電力(電源ユニットの改造)やハードウェアの故障との戦いという面でも膨大なノウハウを蓄積している。
『Googleを支える技術』を読んでいて記者は思わず笑ってしまったのだが、著者の西田氏は随所にグーグルのインフラを利用する上での注意を書いている。例えば、過去のトラブルを引き合いに出しつつ「Chubbyを利用するときにはデータが大きくなりすぎないか、注意して使わないといけません」などと、まるでグーグルの新人研修用テキストに書くような文章を書いている。普通に考えれば誰の役にも立たない助言だが、その一方で、いずれ遠くない将来、こうした分散システム上でプログラミングをするのは、何もグーグル社員に限らなくなるのではないだろうか、という予感を感じさせるものでもある。

 

[ 420] asahi.com(朝日新聞社):夫に殺意を抱くとき…見えないDV(もっと知りたい) - 社会
[引用サイト]  http://rss.asahi.com/click.phdo?i=eab5606e1f326a10dd760a1ad7442613

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「夫を殺して自由になります」。モラル・ハラスメント被害者同盟のネット掲示板に時々こんな書き込みがある
夫の死を願う妻がいる。そんな事件を見てみると、背景にドメスティック・バイオレンス(DV)の存在が浮かび上がるケースがある。殺した夫をバラバラにしたとして殺人罪などに問われ、4月に東京地裁で懲役15年の判決を受けた三橋歌織被告(33)の場合もそうだった。追い込まれる前に、できることとは。
埼玉県の女性(48)は過去に3度、キッチンから包丁を持ち出し、寝ている夫の枕元に立ったことがある。
肉体への暴力。でも、耐え難かったのは精神的な暴力だった。ささいなことで怒る夫に家を追い出され、大切な物を壊された。そのたびに「お前が悪い」と言われた。
家族で出かけたドライブで、山道をタイヤが鳴るほど飛ばす夫に「(娘が)怖がってるから」と減速するように頼むと、「嫌なら降りろ」と言われ、山中に置き去りにされたこともあったという。
夫の機嫌に神経をとがらせる日々。自殺を考え、手首にカミソリをあてたこともある。そのときも、包丁を手にしたときも、子どもと親の顔が浮かび、思いとどまった。
東京都内の30代の女性は、テレビで死亡事故や殺人事件のニュースが流れるたびに、被害者の名前が気になる。「もしかして夫では」。しかし、違ったことが分かると、失望感に襲われる。「事故に見せかけて……」。そんな妄想を抱いたこともあった。
浮気をとがめると、髪をつかまれて引きずり回されたり、けられたりした。ほおをたたかれて、首の骨がずれたこともあった。そんなとき、「おれにここまでさせたお前が悪い」と言われた。
診断書をとると体への暴力はなくなった。代わりに、「言葉の暴力」が始まった。「おれが一番えらい」が口癖で、謝らない。口げんかになると、謝るまで責められた。その場を収めるために、土下座をしたこともある。
福祉事務所に相談すると、「すぐに逃げなさい」と言われた。しかし、別れても、夫は心の痛みを感じないと思う。苦労を背負い込むのは自分ばかり。「だったら夫が死ねば、と思ってしまう」
言葉による嫌がらせなど「見えないDV」が注目されるようになってきた。2人の女性も、肉体への暴力に加え、夫の言動によって精神的に追いつめられたという。
こうした行為は「モラル・ハラスメント」と呼ばれる。『Q&A モラル・ハラスメント』(明石書店)の共著があるカウンセラー谷本惠美さん(45)は「01年にDV防止法ができて、家庭内暴力も犯罪という認識が広がった。殴れば証拠が残るので、代わるストレス発散方法としてモラル・ハラスメントが広がっているようだ」と話す。
被害者もDVだという認識を持ちにくく、耐え続けて限界を超えてしまう。夫が死ぬか、私が死ぬか。相談に来てそんな殺伐とした言葉をもらす女性も少なくないという。
被害者のための情報交換サイト「モラル・ハラスメント被害者同盟」は昨年から、精神的DVの経験者に夫の職業を尋ね、これまでに約2千人の回答を集めた。裁判官や弁護士、国家公務員、医師、会社役員……。サイトを開いた女性は「社会的地位にかかわらず、DVが行われていることがわかった」と話す。
代表の正井礼子さん(58)は「この言葉に思い当たったら、相談してみてほしい。相手を殺したいほど追い込まれる前に」と呼びかける。
このNPOは聞き取りを通じてDVを確認すると、まず配偶者暴力相談支援センターなど公的な機関につなぐ。肉体的なDVでないと「緊急性が低い」と思われ、対応が遅れる場合もあるため、福祉事務所や警察、弁護士事務所へつきそう支援もしている。
被害者に勧めていることがある。(1)暴力を受けたら診断書をとる(2)精神的DVも含めて日記のように記録する(3)周囲に理解者をつくる(4)逃げても大丈夫なように蓄えをつくっておく、といったことだ。(井上恵一朗)
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