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解禁とは?/ レイク

[ 373] 角川デジックス社長に聞く“MAD解禁”宣言の真意 : 日刊サイゾー
[引用サイト]  http://www.cyzo.com/2008/05/post_599.html

従来これらのMAD作品はすべて著作権を侵害した違法動画として強制削除の対象とされてきたが、エンターテイメント業界最大手の角川グループが画期的な試みを始めようとしている。今まで一概に削除対象としてきたMAD動画を個別に審査し、内容によっては「YouTube」への継続的な掲載を認めるどころか、広告を載せてMAD作者にも広告掲載料を還元すると発表したのだ。
いずれはニコニコ動画でも同様のサービスが始まるかもしれない 『夏の動画投稿ドリームキャンペーン』と銘打たれた今回の企画では、広く一般ユーザーから「YouTube」への投稿動画を募り、一定回数以上閲覧された動画に対して角川映画の特別劇場鑑賞券“ドリームチケット”を配布、さらに一部の優秀なユーザー・コンテンツに対しては閲覧数に応じたインセンティブ(出来高)を用意しているという。この募集に関して、角川は「自社作品(アニメなど)が含まれる投稿動画のすべてをチェックし、容認できるものであると判断した場合は掲載する」としている。
ネット上での著作物の扱いについての議論が尽きない昨今、『らき☆すた』や『涼宮ハルヒの憂鬱』などの人気コンテンツを抱える角川の狙いはどこにあるのだろうか。今回のキャンペーンを主催する(株)角川デジックス代表取締役社長の福田正氏に話を聞いた。
福田 その通りです。私どもでは2008年3月より「YouTube」に存在するさまざまな動画を数万件にわたって精査し、角川グループが権利を持っているコンテンツに関連する違法性の有無について、明確なルールを設定しました。このルールにしたがって、一部のMADには正式に許諾を与えようというのが今回の企画の趣旨になります。日本中に埋まっている優れた動画やクリエイターさんの発掘も、大きな目的です。
福田 一律的な基準は設けていません。ひとつひとつの動画に対してルールを当てはめて審査していくことになります。角川の作品の権利は角川だけのものではなく、作家さんや制作会社も権利を持っている。それぞれの動画について社内で審査し、各権利者様に打診しながら合否を決めていくという手順になります。作家さんが「この作品を愛してくれている」と感じるかどうかも重要な基準ですから。
福田 MAD作者さんにお支払いするインセンティブに関しても、広告主様の意向や権利者である作家さんの意向によって各々決定していくことになります。基本的には「1アクセス=○○円」という形で間違いはありませんが。
明確なルールを設定したが、一律的な基準はない──少し解りにくい話だが、例えば角川側の定めた基準をクリアしても作家がNGなら掲載が不可になるケースもあり、一概に「これでOK」という基準を示すことはできないとのことだ。確かに、MAD動画の中にはひとりの作家の作品だけで作られたものもあれば、複数の作品を編集したものもある。今まではそのすべてが一律に「ダメだ」と判断されてきたわけだが……。
福田 もしかしたらそれらのMAD作品の中にも素晴らしい才能が埋まっているかもしれない、優れた作品が隠れているかもしれない。そうした作品を掘り起こすためには、ひとつひとつ個別に判断していくしかないんですよ。すべてを一律で決めようとするから、ルールが決まらない。今回の試みは、ネット上の創作物の著作権管理に関するルール化への第一歩だと思っています。MADだけではありませんが、これだけ色々なものが氾濫してしまったら誰かがルールを作らなきゃならない。にも関わらず、議論は一向に進まない。それならば、まずは角川がやってみよう、ということです。
──では、具体的にMAD作者が収入を得る方法について教えていただきたいのですが、審査は「ユーザーが勝手に投稿→角川が検索→審査」という流れですか? それとも投稿以前に何らかの申請を行って、角川の許諾を得てから投稿する形?
福田 まずは、今回のキャンペーンではこちらから素材を配布し、その素材を使って作っていただいた作品を審査してから投稿していただく形を採ろうと思っています。ですが、そうなれば現在すでに投稿されている作品に関してもルールを当てはめて審査を行う必要がありますね。
福田 個別に交渉していくことになりますね。広告主様にも「こういう動画に広告を出したい」という意向がありますから、各方面で折衝を重ねることになります。正直に言えば、ものすごい労力ですよ。
従来、どれだけ多くのユーザーに支持されても“違法動画”でしかなかったMAD動画に対する、権利者側からのアプローチ。突然の電話取材にも関わらず、福田社長は丁寧に、そして情熱的にコンテンツ産業の未来を語ってくれた。確かに今回の角川グループの決断は、ネット上の著作権問題に関する議論を進める上で大きな一歩になりそうだ。いずれは、MAD動画だけで蔵が建つ日が来るのかもしれない。

 

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